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口の粘膜から角膜再生、視力回復に成功

読売オンラインより

口の粘膜の細胞を培養して作った角膜を移植し、角膜が損傷した患者の視力を
回復させることに、大阪大病院眼科の西田幸二講師らのグループが成功した。
患者自身の細胞を使うので拒絶反応はなく、角膜移植に代わる治療法として、
実用化に一歩近づいたと言えそうだ。
16日発行の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した。

臨床研究には、抗生物質の副作用などで角膜が損傷して両目の視力が低下した
患者ら4人が参加した。
口の粘膜細胞には、角膜の上皮組織のもとになる幹細胞が多く含まれている。
西田講師らは、患者の口から2―3センチ角の粘膜を取り出し、ガラス皿で2週間培養して
シート状の角膜上皮を再生させた。

それぞれ片方の目だけに移植して1年後、ほとんど視力のなかった患者2人は、
移植した目の視力が0・2と0・07に回復。0・01だった2人も、0・8と0・4に回復した。
片方の目だけが損傷している患者は、健康な目の角膜から幹細胞を採取できるが、
今回の方法なら、両目が損傷していても治療できる。
西田講師は「3年以上経過を見て、移植した角膜上皮が根付くかどうか確かめたい」と話している。


自分視力、悪くなりました。
裸眼だと0.1ぐらいかぁ><。
でも、視力を回復する手術が生まれてくることはいいことです。
より研究が進められていけばいいなと。
by cri_ss | 2004-09-16 15:43 | ニュース


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